こんにちは
最近、中田敦彦「YouTube大学」でフェルマーの定理についての動画を冒頭2分見て、そこで紹介している本が面白そうだったので、動画を閉じ、自分で購入しました。
なので動画の内容は見ていませんが、本は読破いたしました。
その本は「フェルマーの最終定理」
本の内容は、数論の歴史を辿っていくドキュメンタリーのような感じで決して数学の知識が豊富でない私が読んでも、とても面白いものでした。
一番感動したのは、フェルマーの定理の証明には「谷山–志村予想」を証明すればよいというところ。
フェルマーの定理は誰しもが聞いたことはあると思いますが、谷山・志村予想の二人については全く知りませんでした。知っているのは、秋山仁くらいです。
志村・谷山予想を証明することが、フェルマーの定理を証明したことになるというのは、別の外国人の方が発見したことなのですが、これがとてもすごいことで、全く関係ないと考えられた分野が実は繋がりあい、それを明らかにすることで今までどうしようもなかった問題に新たな切り口を与えたというキーポイントだったようです。
この本を読んで、数学ができるようにはなりませんが、先人たちの知恵と長い時間が少しずつフェルマーの定理に近づいていくという、とてもドラマチックで読んでいて面白い本です。
ぜひ興味がある方は読んでみてください。
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