こんにちは
最近、読んだ本の紹介と感想を書きたいと思います。
敗者のゲーム
かなり有名な本です。読みたかったのですが、他の本を優先してしまい今まで読めていませんでした。
とても読みやすい本なので、投資の初心者にもおすすめできる本です。
著者いわく、アクティブ投資はインデックス投資に長期的な視野で見ると勝てないということが断言されています。
理由としては、
・市場は個人投資家ではなく、機関投資家(プロ)が大多数になっている現在において、優秀な専門家どうしの戦いになっている。市場そのものを大多数のプロ全体が形成していることとなるので、一つのファンドや一人の専門家が市場(プロ全体)に勝つことは容易でない。
・経費率を加味すると、アクティブ投資はインデックス投資に比べ大きなハンデがある。
等々
また、著者はインフレの怖さについて、多く語っています。
※インフレーションとは、同じ1万円でも将来の1万円と今の1万円の価値が違うということです。
要は、今、1万円で買える商品が、将来、1万円で買えなくなる(値上がり)状態です。
日本は、インフレ率が2019年で0.9%なので、大きな変動幅はないですが、積み重なってくると大きな差になってきます。
貯蓄をしても毎年1%の金利はつかないので、貯蓄だけでは資産を守ることができないとも考えられます。
全体を読んで、感じたことはとにかく目先のことだけにとらわれず長期的に考えて10年後、20年後にどれだけのお金が必要で、そのためにどのような行動をしないといけないのか考えなければならないということ。
著者は、とにかくインデックス投資を押していました。たしかに個人投資家でプロ以上の結果を残すのは、簡単でないし、アクティブファンドを選ぶのも将来の結果が分かるわけないので大変難しい選択になると思います。
ただ、個人的な考えでは、インデックス投資だけだと、単純にあまり面白くないので、私は、個別銘柄も持つようにしています。
iDeCoはほっとらかしできるようにインデックス投資を行い、それ以外を個別株で運用しています。
投資先や投資の考え方は、色々なブログを見てもかなりたくさんありますし、自分が納得したやり方でやらないと後で後悔すると思います。
この本は投資の考え方と注意点もわかりやすく書かれているので、自分の投資スタイルに少しずつ取り入れていきたいと思います。
そうだったのか!中国
池上彰さんの本です。私は歴史(特に日本史)が結構好きなのですが、隣国中国の現代史については、授業では深く学ぶ機会がありませんでした。
この本は、とにかく分かりやすいですし、読みやすく書かれています。
そして、中国はやっぱ怖い国だなと思いました。
社会主義、共産主義、毛沢東、文化大革命、天安門事件などなんとなく知っていた言葉ですが、より深く知ると驚くことばかりでした。
そして、中国は現在、とても強固な一党独裁で政権運営されていますが、中国の近代史だけみてもかなり不安定な情勢が多く、今後この一党独裁が続くかどうかかなり疑問に感じました。
高い経済成長率が共産党への不満をかき消している今はまだいいのですが、最近ではその成長率にも陰りが見えているので、心配になります。
広大な中国をまとめることは、容易なわけはないですが、少しのぐらつきが大きな分裂を生む日も近いような気がします。
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敗者のゲーム
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かなり有名な本です。読みたかったのですが、他の本を優先してしまい今まで読めていませんでした。
とても読みやすい本なので、投資の初心者にもおすすめできる本です。
著者いわく、アクティブ投資はインデックス投資に長期的な視野で見ると勝てないということが断言されています。
理由としては、
・市場は個人投資家ではなく、機関投資家(プロ)が大多数になっている現在において、優秀な専門家どうしの戦いになっている。市場そのものを大多数のプロ全体が形成していることとなるので、一つのファンドや一人の専門家が市場(プロ全体)に勝つことは容易でない。
・経費率を加味すると、アクティブ投資はインデックス投資に比べ大きなハンデがある。
等々
また、著者はインフレの怖さについて、多く語っています。
※インフレーションとは、同じ1万円でも将来の1万円と今の1万円の価値が違うということです。
要は、今、1万円で買える商品が、将来、1万円で買えなくなる(値上がり)状態です。
日本は、インフレ率が2019年で0.9%なので、大きな変動幅はないですが、積み重なってくると大きな差になってきます。
貯蓄をしても毎年1%の金利はつかないので、貯蓄だけでは資産を守ることができないとも考えられます。
全体を読んで、感じたことはとにかく目先のことだけにとらわれず長期的に考えて10年後、20年後にどれだけのお金が必要で、そのためにどのような行動をしないといけないのか考えなければならないということ。
著者は、とにかくインデックス投資を押していました。たしかに個人投資家でプロ以上の結果を残すのは、簡単でないし、アクティブファンドを選ぶのも将来の結果が分かるわけないので大変難しい選択になると思います。
ただ、個人的な考えでは、インデックス投資だけだと、単純にあまり面白くないので、私は、個別銘柄も持つようにしています。
iDeCoはほっとらかしできるようにインデックス投資を行い、それ以外を個別株で運用しています。
投資先や投資の考え方は、色々なブログを見てもかなりたくさんありますし、自分が納得したやり方でやらないと後で後悔すると思います。
この本は投資の考え方と注意点もわかりやすく書かれているので、自分の投資スタイルに少しずつ取り入れていきたいと思います。
そうだったのか!中国
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池上彰さんの本です。私は歴史(特に日本史)が結構好きなのですが、隣国中国の現代史については、授業では深く学ぶ機会がありませんでした。
この本は、とにかく分かりやすいですし、読みやすく書かれています。
そして、中国はやっぱ怖い国だなと思いました。
社会主義、共産主義、毛沢東、文化大革命、天安門事件などなんとなく知っていた言葉ですが、より深く知ると驚くことばかりでした。
そして、中国は現在、とても強固な一党独裁で政権運営されていますが、中国の近代史だけみてもかなり不安定な情勢が多く、今後この一党独裁が続くかどうかかなり疑問に感じました。
高い経済成長率が共産党への不満をかき消している今はまだいいのですが、最近ではその成長率にも陰りが見えているので、心配になります。
広大な中国をまとめることは、容易なわけはないですが、少しのぐらつきが大きな分裂を生む日も近いような気がします。
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