こんにちは
昨日、米国株が大きく値下がりし日経に大きく取り上げられていました。
よく市場の後退局面のシグナルと言われる逆イールドが発生したことで売りが先行したとのことでした。
そもそも逆イールドとは。短期金利が長期金利の水準を上回る状態を言います。
要するに、異常な状態がおこっているということです。
通常は、長期金利のほうが文字通り、長期の投資となるため、価格の変動が不明確(短期より読みにくい)でありリスクが高いため、金利も高まるという考え方なのですが、それが逆転しちゃったということです。
米国株が下がれば日本株も下がるということで、明日は日本株にも大きな影響があると思われます。
とはいえ、長期投資がメインなので何もしないのですが、市場動向は気になりますね。
不況や市場後退と聞くと、やはりリーマンショック、サブプライムローンショックが思い出されます。
私は、その時期に就活だったので、影響がかなりあったような気がします...
以前読んだ本に「世紀の空売り」という本があるのですが、内容は、リーマンショック発生以前にサブプライムローンの問題にいち早く気づいた投資家がサブプライムが破たんするほうに賭け大儲けするという話です。
頭がいい人は、一般人が損するときに大きな利益を得るという、すごいとしか言いようがないことをしてしまいます。
|
サブプライムは金融工学という複雑な仕組みを使って、ジャンクの債券をAランクに組み込んだことで、債権回収ができない債券が一気に発生してしまうのですが、プロの金融マンでも良く理解していない商品の中身を精査し、事前に危機を予測してしまう天才がいるということに驚きました。
映画化「マネーショート」もされているほど有名な本で、面白い本なのでぜひ読んで下さい。
|
これを見たら投資って怖いなと思う人もいると思いますが....